独立行政法人日本学生支援機構の実施している学生生活調査によると仕送り額は近年の経済状況を反映してか年々減少傾向にあり、平成26年度調査によれば約119万円となっています。
また、学生生活を送る上でかかる学費は、学部や部活動などにもよるが、教科書代、遠征費、就職活動費等結構な出費になる場合もあります。
また、学生生活において、友人との急な飲み会などに参加したり、部活動で怪我したり、授業に必要な道具を揃えたりなどの急な出費をねん出しなければならない場合もあります。そのような急な出費に対してアルバイトのみで賄えればそれに越したことはないですが、学業や部活動をこなしてのアルバイトではシフトを沢山入れることも難しいと思います。
そんなときに親を頼らずに自分でお金を工面する方法として学生ローンを利用するのは賢い選択だと思います。学生ローンは学生の街として名高い高田馬場が発祥の地と言われています。学生証と免許証等の身分証明書で自由に借り入れられる手軽さで広まっていき、近年では北海道から沖縄まで全国のある程度大きい都市なら大学や専門学校の近くに学生ローンの看板を見かけるまでになりました。
「ローン」と聞くと借金などのマイナスイメージを抱く人も多いと思いますが、近年では年収の1/3を超える貸し付けを禁止したり、グレーゾーン金利の廃止など様々な法整備も進み、学生のための学生ローンは以前より安心して借りられる制度が整っています。